アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。
硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)
測定レポート 『長野県産 特別栽培 志賀高原りんご・サンふじ』
測定日 |
産地 |
品名 |
重量 |
糖度 (Brix) |
2024/11/27 |
長野県 |
志賀高原りんご・サンふじ |
380.0g |
13.8 |
長野県・市川さんの栽培される、サンふじの測定を行いました。
前回は去年の、2023/12/20に測定を行っています。
同日、青森県産・サンふじの測定も行いました。
青森県産と比較すると、
外皮の赤色が均等に濃く広がっている事がよくわかります。
「サン」ふじ、つまりは
「袋を被せず、外皮の色合いよりも甘さを優先した栽培方法」
で育ったりんごですが、
とても濃い色合いで育っています。
糖度は、13.8と検出されました。
前回測定時は、糖度:17.0でしたので、
低めの結果が出たと感じます。
試食してみると、口に入れた直後は甘味が強く広がります。
噛むにつれて、味が薄くなっていく速度が少し早いと感じました。
(吉田紗知子)
測定レポート 『青森県産 特別栽培 津軽りんご・サンふじ』
測定日 |
産地 |
品名 |
重量 |
糖度 (Brix) |
2024/11/27 |
青森県 |
津軽りんご・サンふじ |
327.5g |
15.0 |
青森県・斎藤さんの栽培される、サンふじの測定を行いました。
前回は、今年の2024/4/3に測定を行っています。
同日、長野県産・サンふじの測定も行いました。
共に同じ品種・葉とらずりんご(日光を浴びて育つ)ですが、
栽培地や収穫・保管日時等の違いがある為か、
外皮色の濃度差が見られました。
「サン」ふじ、つまりは
「袋を被せず、外皮の色合いよりも甘さを優先した栽培方法」
で育ったりんごなので、
そもそも外皮の色が薄くなる傾向が濃く出た個体であると感じます。
糖度は、15.0と検出されました。
前回は糖度:14.8だったので、少しですが高い数値となりました。
試食してみると、甘味が長く口の中で続くりんごであると感じました。
(吉田紗知子)
測定レポート 『長野県産 特別栽培 志賀高原りんご・王林』
測定日 |
産地 |
品名 |
重量 |
糖度 (Brix) |
2024/11/12 |
長野県 |
志賀高原りんご・王林 |
354.5g |
15.5 |
長野県・市川さんの栽培される、王林の測定を行いました。
前回は、2022/12/5に測定を行っています。
同日、赤系のりんご(サンつがる・シナノゴールド)を行った為、
同じ机に並べていましたが、
黄緑系りんごらしい、
鮮やかな色合いが目を引きました。
今年、同産地のりんごは、
10/16に、シナノスイートを測定しています。
その際は15.7と、今年の酷暑という厳しい環境にも関わらず、
高い糖度数値が検出されていました。
今回測定の糖度は、15.5と検出されました。
前回測定時の14.8よりも高い測定値となりました。
試食してみると、王林特有の爽やかな風味と甘さを感じました。
(吉田紗知子)
測定レポート 『青森県産 特別栽培 津軽りんご・サンつがる』
測定日 |
産地 |
品名 |
重量 |
糖度 (Brix) |
2024/11/12 |
青森県 |
津軽りんご・サンつがる |
373.0g |
15.3 |
青森県・斎藤さんの栽培される、サンつがるの測定を行いました。
前回は、先月10/9に測定を行っています。
今回、同日に長野県産・王林や同産地のシナノゴールドも
合わせて測定・比較する為に、前回から短い期間での測定となりました。
今回測定した個体は、色が濃く均等に赤く表面が染まりきっていました。
同日に測定した、シナノゴールドと比較してみても、
濃い色合いであることが分かります。
糖度は、15.3と検出されました。
過去サンつがるは、糖度13度台が多い為、
今回の数値はとても高く感じます。
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