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アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。

硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)

温州みかん・晩柑 硝酸態窒素残留値と糖度
測定レポート  『熊本県産 特別栽培 吉田さんの甘夏』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2025/4/9 熊本県 吉田さんの甘夏
248.5g 12.6 2.52 5.00
吉田さん甘夏

熊本県・吉田さんの甘夏を測定しました。
初めての測定になります。

各測定値は、
糖度:12.6度、 酸度 2.52度、糖酸比 5.00 となりました。

同産地・しらぬいと同じように、酸度が2度台と高い結果となりました。
実際に食べてみても、強い酸味を感じます。
それだけでなく、甘さの中にほのかな苦味も感じられ、
全体的に、濃い味わいになっています。

(吉田紗知子)
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測定レポート 『熊本県産 特別栽培 吉田さんのしらぬい』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2025/03/03 熊本県 吉田さんの しらぬい 254.0g 17.7 2.22 7.97
しらぬい250303

熊本県・吉田さんのしらぬいを測定しました。
前回測定は、一週間前である 2025/2/25です。

各測定値は、
【前前回 2/18】糖度:16.2度、 酸度2.26度、糖酸比 7.12

【前回 2/25】糖度:15.7度、 酸度1.86度、糖酸比 8.44

【今回 3/3】糖度:17.7度、 酸度2.22度、糖酸比 7.97
となりました。

3週測定を行った中で、一番糖度が高い結果となりました。
糖酸比は先週(2回目)の方が高い数値ではありますが、
試食してみると、先週よりも甘さを強く感じました。酸味は殆ど感じられません。

元々、1回目測定時から酸味が少ない印象を持ちましたが、
今回は大きな味の差を感じます。


(吉田紗知子)
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測定レポート 『熊本県産 特別栽培 吉田さんの津の輝』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2025/02/18 熊本県 吉田さんの津の輝 172.6g 15.5 1.64 9.45
津の輝0218

熊本県・吉田さんの津之輝を測定しました。前回測定は、昨年の2024/2/22です。

各測定値は、
【前回・2024年】糖度:18.4度、 酸度 2.18度、糖酸比 8.44

【今回】糖度: 15.5度、 酸度 1.64度、糖酸比 9.45 となりました。

前回の糖度数値が例年よりも高くなっていた為、大きな差があるように見られますが、
【2023】糖度:14.2度、 酸度 1.59度、糖酸比 8.89 と比べると
近い傾向にあると感じます。

試食すると、味の濃さがよくわかります。
酸度数値が高かった事と比例して、酸味も感じられますが、
最後には甘さが残る味わいとなっていました。

(吉田紗知子)

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測定レポート 『熊本県産 特別栽培 吉田さんのスイートスプリング』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2025/01/29 熊本県 吉田さんの
スイートスプリング
201.0g 11.2 1.40 8.00
スイートスプリング250129

熊本県・吉田さんのスイートスプリングを測定しました。
前回測定は、昨年の2024/3/8です。

各測定値は、
【前回】糖度:12.6度、 酸度 1.49度、糖酸比 8.46
➜【今回】糖度: 11.2度、 酸度 1.40度、糖酸比 8.00となりました。
収穫開始からあまり日が経っていない為か、
まだ若く、熟度が深まていく前であると感じます。

試食してみても、
まろやかな甘味と、皮のほんのりとした苦味から、
充分美味しいと感じられますが、
若干薄味であると感じます。

今回同時に、はるかの測定も行いましたが、糖度:11.4と、数値の傾向が似ています。
(吉田紗智子)

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測定レポート 『熊本県産 特別栽培 吉田さんのはるか』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2025/01/29 熊本県 吉田さんのはるか 166.8g 11.4 1.63 6.99
はるか0129

熊本県・吉田さんのはるかを測定しました。
前回測定は、昨年の2024/4/3です。

各測定値は、
【前回】糖度:15.2度、 酸度 1.30度、糖酸比 11.69
➜【今回】糖度: 11.4度、 酸度 1.63度、糖酸比 6.99となりました。
収穫開始からあまり日が経っていない為か、
まだ若く、熟度が深まていく前であると感じます。

試食してみても、
適度な酸度と爽やかさからくる美味しさを充分感じられますが、
若干薄味であると感じます。

今回同時に、スイートスプリングの測定も行いましたが、
糖度:11.2と、数値の傾向が似ています。

(吉田紗智子)

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測定レポート 『大阪府産 式森さんの麗江』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2024/12/25 大阪府 式森さんの麗江 182.0g 12.3

1.47

8.30
麗江241225

大阪府・式森さんのみかん、麗紅 を測定しました。今回初めて測定を行います。

「麗紅」は清見にアンコールみかんを交配し、さらにマーコットオレンジを交配した品種です。
上記親の掛け合わせは「せとか」と同じで、姉妹品種とされています。
皮の上部に、スカートのギャザーのようなシワ寄せが見られ、
果肉はキメ細かく、薄いじょうのうが見られました。

各測定値は、
糖度: 12.3度、 酸度 1.47度、糖酸比 8.30となりました。

同日に測定を行った、同産地のみかん・大津4号の数値、
糖度: 12.5度、 酸度 1.38度、糖酸比 9.06 と比較すると、
酸度が少し高くなっています。

数値通り、試食して見ても、
柑橘類特有の爽やかさや、皮の苦味がほのかに感じられました。
【参考】「麗紅(れいこう) - 伊藤農園のみかんな図鑑」

(吉田紗知子)

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測定レポート 『大阪府産 式森さんの蔵出し熟成みかん 大津4号』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2024/12/25 大阪府 式森さんの
蔵出し熟成みかん
大津4号
147.5g 12.5 1.38 9.06
114.5g 11.9 1.24 9.71
大津4号1225

大阪府・式森さんのみかん、大津4号 を測定しました。
前回測定は、今年2024/2/5です。

大津4号は、神奈川県・大津祐男さんが「十万温州」の珠心胚実生から選抜した系統で、
1~10号まで育成行い、最も早く実が付き食味が良かった4号を、
1977年に品種登録したとされています。
温州みかんの中では早熟で、「青島温州」などと共に、高糖度系品種だと言われています。

各測定値は、
【前回】糖度:11.9度、 酸度 1.57度、糖酸比 7.58
➜【今回】糖度: 12.5度、 酸度 1.38度、糖酸比 9.06となりました。
今回は糖度数値が前回よりも上がった為、糖酸比が高くなっています。

又、
【大】糖度: 12.5度、 酸度 1.38度、糖酸比 9.06
【小】糖度: 11.9度、 酸度 1.24度、糖酸比 9.71
と、今回は大きい個体の方が、各数値が高い結果となりました。

皮が柔らかく、1房1房がちぎりやすい為、
こたつ等に座って、手でそのまま食べる用のみかんであると感じました。

(吉田紗智子)

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測定レポート 『熊本県産 特別栽培 吉田さんの南柑』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2024/12/18 熊本県 吉田さんの南柑 82.7g 13.2 1.36 9.71
南柑241218

熊本県・吉田さんのみかん、南柑 を測定しました。
前回測定は2022/12/15で、今回とほぼ同時期の測定でした。
去年よりも、少し小ぶりです。

各測定値は、
【前回】糖度:13.1度、 酸度 1.31度、糖酸比 10.8
➜【今回】糖度: 13.2度、 酸度 1.36度、糖酸比 9.71となりました。
糖度は殆ど同じ数値ですが、酸度が若干高い為、糖酸比は若干低くなっています。
ですが、大きく数値差は無いと考えられます。

試食してみると、適度に酸味があり、
バランスの良い味であると感じます。

(吉田紗知子)

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測定レポート 『熊本県産 岡野さんの瀬戸のまどんな』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比
2024/12/13 愛媛県 岡野さんの
瀬戸のまどんな
205.0g 12.0 1.33 9.02
瀬戸のまどんな241213

愛媛県・岡野さんの、瀬戸のまどんな を測定しました。
前回測定時の去年2023/12/14と、ほぼ同時期の測定となりました。

今年は全体的に、小ぶりの傾向であると情報がありましたが、
【前回】264.0g➜【今回】205.0gと、確かに小ぶりであると感じます。

ですが、手にとってみると、果汁量が多い為か、
小ぶりである事を忘れてしまうほど、重量感を感じます。
切ってみると、果肉と果汁がギッシリと詰まっていました。

各測定値は、
【前回】糖度:12.1度、 酸度 1.62度、糖酸比 7.47
➜【今回】糖度:12.0度、 酸度 1.33度、糖酸比 9.02 となりました。
糖度は大きく変わりませんが、酸度が前回よりも下がっている為、糖酸比が高くなっています。

試食してみると、上記の数値通り、
酸味が少ない分、まろやかな味わいであると感じます。
又、果汁量は他の品種と比べてもダントツで、皮も薄く口に残らない為、
ジュースをそのまま閉じ込めたような、珍しい食感をもったカンキツであると感じます。

(吉田紗智子)

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